川邊:日本合コン協会を設立したきっかけは?
絵音:合コンを1000回、2000回と重ねるなかで、私にはこれしかないと気づいたんです。「何かを極めたい」と思っているけれども、やっぱりそれは家業があるとか、小さい頃からバイオリンやっていたとか。そういうことがないかぎり、難しいなと20歳を過ぎて気づきました。あとは、昔から起業したいという気持ちもあったので設立しました。
川邊:どんな活動をしているんですか?
絵音:合コンイベントの主催やプロデュース、合コン関連のグッズのプロデュースです。そして、今年から始めたんですけど、合コンマスター講座という資格講座を開講しました。合コンって、未婚化少子化問題の解決のキッカケになるものだと思うので合コン運営者とか、プロを増やしていけば未婚化、少子化も解決できると思うんです。
川邊:合コンマスター講座はどんな内容なんですか?
絵音:合コン講座をみっちり5時間、座学とワークで学んでいただいて、それをしっかり修了した方には合コンマスターという資格をあげるという内容です。今日、テキストを持ってきたんですよ。
川邊:ちょっと見せてもらえますか。
(※テキストを見る2人)
川邊:合コンの定義、合コンの歴史、合コンにおける職業別傾向、参加者が合コンに求めること…。このテキストを作っていたときは楽しかったでしょうね。
絵音:楽しかったです。でも、形のないものをいかに理論化してテキストに落としこむ作業がすごく大変でした。
川邊:合コンの歴史は、明治時代の学生ことばとしてのコンパが由来。カンパニーの隠語としてコンパという言葉を作ったと書いてあります。こういった内容を1日がかりで学ぶんですね。歓談タイムの会話術とかも載っています。
絵音:そうですね。
川邊:この講座には試験があるんですか?
絵音:試験はなく、講義を受ければ合コンマスターの賞状を渡したり認定カードを発行します。このカードが出会いの場で話題になるらしいんですよ。例えばクラブとかで出会ったときに、「なにしてる人ですか?」ってなったときに、名刺を出すところを認定カードを出すと、「えー!」と驚かれます。 ちなみに、飲食店の方が資格を取った場合は、認定飲食店というのを発行しています。
川邊:合コンマスターがいるお店だから、合コンしやすいということですね。合コン協会はいろんな活動をしていますね。