川邊:今、合コン協会は絵音さんだけで活動しているんですか?それとも他に何人かいるんですか?
絵音:私以外にも理事がいて、あとは合コンマスターが二期生まで誕生している(2016年9月現在)ので一期生と二期生を合わせて約30人の合コンマスターがいます。その人達がそれぞれ合コンイベントを開いたり、合コンマスターズ集会を開いたり「最近、バーベキュー合コンが良かったよ」とか「今年の海はナンパが少なかった」など定期的に情報交換をしています。
川邊:合コンにまつわる情報交換をして、その30人の方々は持っている技で合コンをすることで、日本の合コン文化を盛り上げているんですか?
絵音:そうです。当協会は婚活系の上場企業さんと提携をしているので、合コンマスターの資格を取っていただいた方には、合コンイベントを打ち出していただき、合コン主催者として仕事にできるスキームもご用意しているので、みなさん、そこで活躍していただいています。
川邊:会長として具体的な数値目標はあるんですか?
絵音:最終的には合コンマスターを全国に1万人まで増やしたいなという目標を立てています。
川邊:ちなみに、今、合コンマスターが30人いるじゃないですか。合コン講座を受けようと思うには相当な勇気がいりますよね。どういった方がいらっしゃるんですか?
絵音:実に様々な職業の方がいらっしゃいますが、飲食店を経営している人は多いです。その他、芸人さんとか、リムジン会社の社長さんなどです。
川邊:リムジン会社の社長はどういう目的で?
絵音:リムジン合コンですね。あとは出版社の方で恋愛本を手がけてる方もいらっしゃいますし、マジシャンの方も合コンイベントを開くノウハウがあると、いろんなことに役立てられるので、さまざまな方が参加されています。受けている方は、ほぼ全員が自分の仕事に活かそうとしています。
川邊:ワープロ検定とか秘書検定と変わらない感じがしますね。
絵音:だから、私の目標としては履歴書に合コンマスターって書くと、就職に通りやすくなるみたいな流れができたらなと思います。
川邊:履歴書に出せる資格にしていきたいというわけですね。いいですね。夢中になっている感じがありますね。そのなかでいちばんの実力者はどういう方なんですか。
絵音:飲食店を経営している女性なんですけど、今まで1万回くらい自分のお店で合コンを開催してきたという方がいます。
川邊:そういう方がやっている合コンとかにも参加したりするんですか?
絵音:行きますね。「ここって、どうなってんの?」とかアドバイス的なこともします。
川邊:合コン協会の創設者に対しては、みんな素直なんですか?
絵音:そうなんですよ。やっぱり学びにきている方なので素直です。