川邊:SHOWROOMはどういったきっかけで知ったんですか?
ちづる:アメブロで他の人のブログを見ていて、「SHOWROOM配信してます」とか書いてあったんで。それを見て、「これはなんだろう」と今の主人と相談して。
川邊:旦那さんに相談するんですね。
ちづる:主人と話をして、いろいろと調べたらSHOWROOMの配信サイトがあってアマチュアで配信を始めていたら、スカウトが来たという感じですね。
川邊:じゃあ、アメブロをやり、SHOWROOMをアマチュアで始めた時に、スカウトが入ったということですね。旦那さんは、そういう活動をすることに関してどう思っていらっしゃるんですか?
ちづる:すごく積極的で応援してくれています。今日も「iPad持って行かへんのか?東京で配信せえへんのか?」って言ってくれました。
川邊:旦那さんにはネットでのアイドル活動を理解してもらえたんですか?
ちづる:昔からアイドル活動をやりたかったけども、母親が厳しくてできなかったので「自分のやりたいことを、思いっきりしたい」と言ったら、大賛成してくれました。「自分のやりたいことをやったらいいよ。抑えつけられていたものをやったらいいよ」と。
川邊:旦那さんが後押ししてくれたんですね。それで最初にやったのが、アメブロでありSHOWROOMだった。アマチュア枠の頃から人気はあったんですか?
ちづる:はい。そこそこリスナーさんもついてました。
川邊:それがすごいと思うんですけど、アイドルを夢見ていて、それで諦めきれない人はたくさんいるでしょうけど。なぜちづるさんはリスナーをそんなに惹きつけるんでしょうか?
ちづる:それは私も不思議で。天然なんですよ。計算しているわけでもなく。リスナーさんの名前の読み方がわからなければ聞くし。いろいろ教えていただいて、頼りない私をリスナーさんが助けてくれようとするんです。
川邊:そういうコミュニケーションが、観ている側からすると面白かったと。それはネットではよくあることですね。いわゆるネットでのスターの人たちは、ピンでやっているわけではなくて、観ている人と一体になっている。
ちづる:私、リスナーさんとLINEを交換してるんで、今日も心配LINEがいっぱい来てました。
川邊:じゃあ「心配されアイドル」になりつつあったわけですね。それで事務所から声がかかって。
ちづる:「SHOWROOMの公式枠にするんで、申し込み用紙に書いてください」って言われて、公式枠になったんですよ。
川邊:ちなみに事務所の方とは会ってやり取りしているんですか?
ちづる:いまは新しい事務所になってるんですけど。
川邊:移籍した?
ちづる:知らない間に。「え?」みたいな感じで。中の人は変わっているわけではないんですけど、社長が変わっていて。いつの間にか。
川邊:いまは仕事とか、こういうインタビューの申し込みとかは、事務所経由で。
ちづる:事務所も、社長がいなくなっちゃったの…。
川邊:いなくなっちゃった?でも、社長はいないものの事務所は機能しているってことですか?
ちづる:事務所のマネージャー兼助っ人役みたいな方が、回ってくれているんですよ。LINEとかもしていて「事務所の社長がいなくなっちゃったから、他の事務所に頼もうと思ってるから、ちょっと待ってください」と。待ってくださいと言われても、私、そのうちおばあちゃんになってしまう…。
川邊:そんな時間かからないんじゃないですか?これ読んでる方、いま超人気の40代ネットアイドルが移籍可能になるんで、声をかけていただければね。
ちづる:誰か声かけて下さい!